
こんにちは
今日はbe動詞のことについて。
be動詞!?何をいまさらと思うなかれ、
奥が深い。
be動詞とは、本来、「A = B」となるもの。
だから、本当であれば、「複数形」=「複数形」
とならなければいけない。
にもかかわらず、英語では
We are happy.
というように、Bの部分はhappys happiese などと
複数形にならない。
実は、ヨーロッパの言語で、
英語だけが複数形をまぬがれたそうだ。
つまり、何が言いたいかというと、
「英語の形容詞は複数形にならない!」
ではここで、
「We are a student short.」
これはなんと訳すべきか?
Weの後に単数形???
明らかにおかしい!
実はこれ、
We are short が本来の語順。
be short of を知っていればわかる。
もともともは、
We are short of a student.
「私たちは生徒がひとり足りない」が正しい意味。
これが、「short of」と「student」がひっくり返ってしまったもの。
とにかく、ポイントは、この2つを徹底的に頭に入れておく!
①英語の基本はSVO構文
②完結した文にあとを続けたいときは前置詞を置く
だから、We are short. でいったん文章は完結している。
で、本来、その後に続くときは前置詞が
おかれるにもかかわらず、
前置詞を省略する場合には
「倒置が起こる」という現象が生じるのがポイント!
今回の場合で言えば、
We are short of a student.なのに
「short of」と「a student」が逆さまになってしまい、
of が消えて、
We are a student short. で着地した、という話。
ちなみに、こういう話は東大生はおろか
1万人いたら1人か2人しか知らないそうなので、
希少価値が高い!
しかも、構造を理解していると、
「倒置」という裏技か!と
裏が垣間見れて、文章が立体的に感じる!
理解できると気持ちいい!
あ!ちなみに、「倒置」が起こるのは
本来、「感情がひっくり返る」ということの
現れだそう。
(詳細は割愛)